スローフード築地
 
日本にはじめてスローフード協会ができたのは2001年。
逆さマックからはじまった。
そもそもスローフードって?
スローフードの3原則
数字で見るスローフード
組織概要



日本にはじめてスローフード協会ができたのは2001年。2006年現在、全国約40のコンヴィヴィウム、会員数は2500人。


1986年にイタリアで生まれたスローフードという哲学と運動体。日本ではその15年後の2001年にはじめてそのコンヴィヴィウム(支部)が設立され、社会の「エコロジー」や「スロー」のムーブメントのなかで普及し、発展してきました。

多くの人々が食への関心を取り戻し、さらに、政府は食育基本法を施行して食の教育にとりくみはじめました。この動きに、「スローフード」はおおいに貢献したといってよいのではないでしょうか?


逆さマックからはじまった。

伝説の逆さマック号。イタリアのスローフード国際本部より協会幹部が来日した際、大きく引き延ばしたものをプレゼントした。
スローフード築地(旧・ニッポン東京)は、エコマガジン・月刊『ソトコト』と、“ソトコト・フレンズ”(ソトコトに関わるクリエイター、知識人など)らによって2001年10月に設立されました。きっかけは、衝撃的な逆さマックの表紙の『ソトコト』第11号(2000年5月号)。ここではじめて、「スローフード」という言葉とその哲学、運動を日本に紹介しました。その後、スローフードの取材を進めていくなかで、それならば自分たちでコンヴィヴィウムをつくってしまおうか、ということになりました。

そもそもスローフードって?前身はアルチゴーラという美食会


スローフード協会は1986年、イタリア北部、ピエモンテ州の小さな町ブラで始まりました。当時、『ゴーラ』という食文化雑誌の編集者であった現会長のカルロ・ペトリーニが、イタリア余暇文化協会(ARCI=アルチ)という団体の中に、「アルチ・ゴーラ」という美食の会を作ったのがきっかけです。

同年、首都のローマにマクドナルドのイタリア第1号店が開店し、これが国内で大きな論議を呼ぶことに。ある日のアルチゴーラの会合でもこのマクドナルドが話題となり、メンバーの一人がファストフードから発想して『スローフード』とつぶやいたことからこの言葉は生まれました。

そしてアルチ・ゴーラのモットーとなった『スローフード』という言葉とともに、イタリアを中心に賛同者が増え続け、1989年、パリで開かれた最初の総会で『スローフード宣言』が採択され、それにともない会の名称も正式に『スローフード』となりました。


スローフードの3原則


(1)消えつつある郷土料理や、質の高い小生産者の食品を守る
(2)質の高い素材を提供してくれる小生産者を守る
(3)子供たちを含めた消費者全体に、味覚の教育

イタリア本部の活動について、詳しくはこちら。世界各国のコンヴィヴィウムへのリンクページもあります。スローフードジャパンのウェブサイトはこちら


数字で見るスローフード


104か国 コンヴィヴィウムのある国
1000 全世界のコンヴィヴィウム数
8万人 全世界の会員数
2500人 日本の会員数
(2005年9月現在)


数字で見るスローフード


設立:2001年10月
会員数:約400名
事務局:〒104-0045 東京都中央区築地7-12-7 築地FTSビル5F ソトコト編集部内
    tel.03-3549-1011 fax.03-3549-1013

発起人とリーダー:

小黒一三(月刊『ソトコト』編集長)
(株)マガジンハウスで雑誌『ブルータス』『ガリバー』などの編集を担当。同社を退社後は、テレビ番組「ワーズワースの庭で」のプロデュース、『大相撲』『中田語録』の編集など、多方面で活躍。1999年に、日本初の環境ライフスタイルマガジン『月刊ソトコト』を発刊。スローフード、スローライフ、そしてロハスの仕掛け人。
三國清三(シェフ)
スイスの「オテル・ドゥ・ヴィル」、フランスの「トロワグロ」、「アラン・シャペル」などの三ツ星レストランを経て、東京・四谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」をオープン。近年は、全国各地の小学校を訪ね、独自の味覚教育プログラム「キッズ・シェフ」に力を注ぎ、各地で食育のブレーンもつとめている。
大谷ゆみこ(暮らしの探検家)
『つぶつぶカフェ』オーナー、「いるふぁ」「国際雑穀フォーラム」代表。 暮らしの探検家・食デザイナーとしてダイナミックな活動を展開。著書に『雑穀米の神秘』(マガジントップ)、『雑穀つぶつぶクッキング』(創森社)、『雑穀の書』(木楽舎)、『野菜だけ?』(メタブレーン)など。
福岡伸一(分子生物科学者)
京都大学卒。米国ロックフェラー大学およびハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授を経て、青山学院大学化学・生命科学科教授。専門分野で論文を発表するかたわら一般向け著作・翻訳も手がける。著書に『もう牛を食べても安心か』(文藝春秋)、『マリス博士の奇想天外な人生』(ハヤカワ文庫)、『虹の解体』(早川書房)など。訳書に『モッタイナイで地球はきれいになる』(ワンガリ・マータイ著、木楽舎)など。
金丸弘美(食環境ジャーナリスト)
農業や食材、環境問題等をテーマにライター、エディター、コーディネーターとして活躍。著書に『東京おいしい野菜ガイド』(情報センター出版局)、『本物を伝える 日本のスローフード』(岩波アクティブ文庫)、『ニッポン東京スローフード宣言!』(木楽舎)など。協会本部石田雅芳氏との共著『スローフードマニフェスト』(木楽舎)はスローフーダーには必読の書。
菊地和男(写真家・茶人)
23歳でフリーとなり、以来、雑誌、広告等の写真撮影を主として活躍。仕事の傍ら、訪れた国は数十カ国におよび、世界の食と文化をフィールドワークとしてきた。また、茶人として中国茶会を主催するほか、『中国茶入門 -香り高き中国茶を愉しむ』(講談社)をはじめとして、著書やエッセイも多い

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